自分の年代になると、
音楽、ましてやラップを続けている人の数がグッと減ってしまう。
正直、自分も40代になってもラップをやり続けているなんて
考えもしなかった。
精神的に落ち着いてくる30代中盤くらいに、
ヒップホップという音楽と自分の人生が、
どうもリンクしなくなってくるというか。
つじつまが合わないような気がしてくるというか。
そんな感じだった。
ただ、何とかその時期を越えて、
今思うことは、
「なんて小さな世界を観ていたんだろう」
という事かもしれないなーと。
自分の人生は他人には生きれないし、
その人生での憂いだったり、
小さな楽しみみたいなものを
率直に表現すればいいだけの話じゃないのかと。
自分の場合、そんな風に考えることが
できるようになるまでに
結構、時間がかかってしまって、
本当にもったいなかった。
ただそれも、
「必要な時間」だったのかもしれないけど。
ただ、今は誰に何て言われても、
「自分の人生を曲にできれば、それでよし」
と胸をはろうと、ようやく思えるようになった。
くだらないテーマも、
シリアスなテーマも、
その曲から少しでも自分の人生観というか、
「らしさ」が滲み出ているような曲
そんな曲ができれば、
それでOK。
そんなスタンスで取り組めるから、
今は凄く、音楽が楽しい。
音楽を今、少し休んでいる人も、
きっと今しか作れない音楽があるはずだから、
1曲試しに作ってみては。
結局、みんなその連続だったりするから。
てか、1曲またやらない? 笑
ただただ、それが言いたいがための
ブログでした。
では。
mica